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見落としてた!電話セールスで、定番トークを言い換えてみたら

先日、文章を書くときに「漢字ではなくひらがなのほうが分かりやすい表現」の一覧をTwitterで見ました。

前から気になっていたけど、どっちが正しいのかな?と疑問に思っていたことだったのでスッキリ解決しました。使っても「間違い」ではないけれど、使わない方が多くの人に「分かりやすい」という【事】でした。←この場合の【事】は【こと】にしたほうがいいらしいです。 

よりよい結果を出すために言葉を選ぶ

同じ言葉つながりとして、今回は私が最近考えている「使う言葉ひとつで、受ける印象が違う」ということについて書こうと思います。 

私が考えているのは仕事でセールスをする際の言葉についてです。 

ブックオフのキャッチコピーが、古本屋でよく見かける「本を買います」ではなく「本をお売りください」という表現にしたことが成功へ導いたというような話がありますよね。 

上から目線の「売りたいものがあるなら買いますよ~」ではなく「お願いですから売ってください!」って感じでしょうか。 

昔、ダフ屋のおじさんがライブ会場や球場で「チケット、余ってたら買いますよ~」と言ってたのを思い出しました。おじさんも「チケットお売りください」って言ってたらちょっとコワイ印象が薄れてたかもしれません(笑)

 

私の仕事は、電話でお得意様にキャンペーン案内をして割引価格でお客様に品物を購入していただくことです。最近、他部署からトップセラーの方が異動して来られ、その人の話術に驚きっぱなし。今まで私は何をしていたのだろう・・・と反省し、もっと話術を磨きたい!ぜひこの人のテクを身に付けたいと、その人のトークを収集しているところです。

 私が気づいたトップセラーの言葉をピックアップ

・ぜひこの機会をご利用ください→お役立てください
・〇〇割引いたします→ここまでお安くできます

・お得なご案内ですが→ちなみにご案内までですが
・キャンペーンを内容をお伝えします→もし、ご希望の商品がありましたら、お安くお求めいただきたいので、念のためお伝えします

 

 これらはほんの一例ですが「安くしますよ。どうですか?」という上から目線ではなく、「お客様の役に立てれば嬉しいです」というスタンス。 

お客様は「電話セールスだから、何かを売りつけるはず。その手には乗りません」と心の中で思っているはずです。こちらも「安くなってるから、買って下さい」の押しの一手ではお客様の心をつかむことができません。 

言葉を替えるだけで、もしお客様に好感をもっていただけるのなら、言い換えない理由はありませんよね。実際、私がトークで使ってみると、最初は冷たい感じの応対だった方も、次第にふんふんと説明を聞いてくださったり、質問をしてくださったり。商品の案内をとてもしやすい状況になることが多いです。 

それでもやっぱりセールスの時になると、お客様の「今はいらない」「他に使ってるのがあるから」などの逃げムードの言葉に反応して「でも・・・」「ですが・・・」と電話口で気づかないうちに静かなバトルが始まってしまうのです。思い当たるフシがありませんか? 

次回はトップセラーのトークで気付いたことを挙げてみたいと思います。