(続)見落としてた!電話セールスで、定番トークを言い換えてみたら
電話でのセールスが私の仕事。
転属で他部署からトップセラーがやって来たのですが、お客様の心をつかむ、ちょっとした言葉の言い換えについて前回書きました。
気付かないうちにお客様と静かなるバトルを繰り広げていた人、いませんか?
トップセラーから学んだ電話トーク
前回の記事はこちら
今回はトップセラーのトークで気付いたことを挙げていきたいと思います。
私もまだまだ修行中なのですが…
前回購入頂いた商品のことでお困りごとはありませんか。
話始めの時点で嫌なセールス電話という警戒を解き、自分の悩みを解決してくれる専門家と思ってもらえる。実際、そのトップセラーの人は「セールスの電話と思わずに、アフターフォローだと思って電話している」とのこと。
とにかくお客様の言葉をうけとめ、共感すること
商品の使い方をお客様にたずねた時、もし効果的でない使い方をしていた場合、つい「そうではなくて・・・」と否定的な言葉を言ってしまいがちです。そんな時はまず使っていただいたことにお礼を言い、そのあとで「お客様の使い方でも大丈夫ですが、もしよかったら〇〇してみてください。そうするとこの商品はもっと使いやすくなると思います」と言えば、お客様に気まずい思いをさせず、アドバイスもできるようです。
この後、「ちなみにご案内までですが、〇〇できる便利な商品が・・・」と関連商品を案内し、売上に結びつけています。この「ご案内までですが」というのはとても便利な言葉で「売りつける訳じゃないですよ。案内するだけなので、買わなくても大丈夫です」というニュアンスが感じられるので、お客様はあまり抵抗なくキャンペーン内容を聞いてくださるようです。
お客様との会話の下地が出来てから、キャンペーン案内をする
アフターフォローして、前回購入した商品についての不明点などが無くなりお客様が安心したところで、お客様のために更に役に立ちたいというスタンスでキャンペーン案内をします。「お得意様なので、もし、お買い物があれば少しでもお安くお求めいただきたいと思っています。先程説明した商品は〇〇円までお安くできますし、他に気になる商品がありましたらお値段だけでもお伝えできますよ」って言われたら、そんなにセールスっぽくなくて感じがいいですよね
購入してもらえなくても好印象のまま電話を終わらせて次回へつなげる
お客様と色々お話しして、安心感を持っていただいたとしても、いきなりの電話で商品を買ってくださる人は少ないです。電話を聞いてくれたお礼をていねいに言い、最後にお客様の体調などを思いやる言葉(お大事になさってください、よろしくお伝えください)を伝えると、お客様が「わざわざ連絡してくれてありがとう」と言ってくださることが多くなります(セールス電話なのに!)そうすると後日、やっぱり購入したいと電話がかかってくる確率もアップします。
以上、思いついたまま書きました。
販売する物によってトークが違ってくるかと思いますが、もしかしたら電話セールス以外にも使える言葉かしれません
私が何の商品を売っているのか具体的に書いていないので分かりにくいかもしれません。わざとぼかしてます。すみません・・・
最後に、私は正直言うとセールスの電話をかけるのは苦手ですし、かかってくるのも嫌いです。セールスの電話がかかってきて嬉しく思う人はほとんどいないと思いますので、そこはしっかり頭に入れて電話するようにしています。
セールスですので商品を売るのはもちろんですが、私は最終的にお客様に「面倒だと思ったけど、話を聞いて良かった」と思っていただくことも目標にしています。